遠目に見ればディナーフォークのセダンでしかない「レッドソウル」も、新興国向けのコストカットにコストカットを重ねた、努力の塊だと考えればこの車がいかに素晴らしいものかあなたならわかるはずです。間違っても、交通事故統計の常連で、事故を起こすたびに良く燃えるあの話題性を呼んでいるコンパクトカーとは違います。レッドソウルはスカーレットがコストカットを加えた上で、度重なるテストに合格して、初めて市場へと送り出されているのですから。その姿は、さながら丹精込めて育て上げた息子を一流大学へと送り出す、高卒の白人のワープアその物です。(Foreign Power解説文より)