2022年にスカーレットグループ会長兼CEOである
レミリア・スカーレットが直々にお披露目した世界最高のマシン。
スカーレットのル・マン24時間レース5連覇、及びスカーレットグループ創設10周年を記念して制作されたモデルである。
ロスサントスモーターショー2022開催期間中に突如発表されただけに、様々なところで話題を呼んだマシン。
モーターショーで発表された
ノクターナルが事前にスパイショットなどが撮られていたのに対し、こちらは一切情報が出自していなかっただけに突然の発表にマスメディアや自動車ジャーナル界隈をざわつかせた。
グングニルを超える地球上で最も美しく、そして速い車を作るというコンセプトの元で制作されており、開発に投入された資金は実に数千万ドルにも及ぶと言われている。
レミリア・スカーレットの意向の下、性能、内装、外装に至るまで一切の妥協を許さず、全てにおいて完璧なマシンに仕上がっており、まさしく世界最高峰の呼び声に相応しい。
既に多数のギネス世界記録を保持しており、中でも目を見張るのは「市販車最速」という点。
時速456kmという前人未到の記録を樹立したこの「レヴァリエ」は先代に当たる
グングニル同様に限定7台、市販5台の少量生産が予定されていた。
しかし、予想を超える数の注文が殺到したために急遽メーカー側は増産を決定。最終的に合計32台が製造され、うち30台が市販されることとなった。
既に1台目となるレミリア・スカーレット仕様の黒に赤のラインのモデルと、レジェンダリーモータースポーツでの販売向けに白に黒色と言うモデルが生産されている他、わずか数日で数千件単位に及ぶ予約が殺到している。
同時に発表された「セプテットXX」はこの車両をベースとしているGTカーである。