幼少期
1998年、イギリス・ロンドンにてイギリス人の両親の元に生まれたとされる。幼少期から本を読むのが好きで、家中の本を読んで漁っていたという。
こうして子供としては並外れた知識を得たパチュリーは、初等教育を終えた後にケンブリッジ大学入学を目指しての勉強を始める。
2008年まではアメリカで過ごしていたため、現地の小学校に通っていた。そのため、パチュリーはイギリスでは1年しか初等教育を受けていない。
学生時代
2010年、12歳の若さでケンブリッジ大学に飛び級入学。そこで同じく飛び級入学した
レミリア・スカーレットと知り合い、親友になる。
ケンブリッジ大学ではレミリアと首席の座を争ったが、僅かに及ばず、14歳の時に次席で卒業を迎えることとなった。
大学卒業後、パチュリーはレミリアの提案で
十六夜咲夜と共に3人で、共にスカーレット・エレクトロニクスを設立する。
Scarlet、Moonlightの開発
2012年6月、初のPCとなる「Scarlet」を発表。後にスカーレット・エレクトロニクスの代表的商品となるPCだが、Scarletのプログラムの大半はパチュリーが組み上げたものである。
9月に発表された「Moonlight」についても同様であり、レミリアが経営者として評価されていったのに対し、パチュリーは技術者としての評価を一気に高めていくこととなる。
スカーレットグループ・アメリカCEOとして
2014年12月、スカーレットが自動車産業に参入し、会社がグループ化されると、自動車部門に注力したレミリアに代わってIT部門の指揮を執ることとなった。
スカーレットグループは年を追うごとに巨大化していき、2015年末には7部門を抱える超巨大グループ企業と化していた。
レミリアはスカーレットグループを世界的グローバル企業へと成長させるため、2016年にアメリカ法人となる「スカーレットグループ・アメリカ」を設立。
パチュリーは直々にCEOに任命され、スカーレットグループ・アメリカの経営を担うこととなった。彼女はCEOに着任すると直ぐ様徹底した市場調査を行い、アメリカ人のニーズに応えた経営方針を打ち出し、販売網の拡大を図った。
現在
パチュリーはスカーレットグループ・アメリカCEOとしての仕事の傍ら、世界各国を飛び回るレミリアに付き添う生活を送っている。最近はレミリアがアメリカでの市場開拓に力を入れていることもあり、現地の情勢をよく知る者として、全面的に協力する姿勢を見せている。また、技術者としても活躍しており、2017年にはスカーレット初となるプロトタイプカー「エターナル」の設計を行い、同年のル・マン24時間レースでスカーレットを初参戦初総合優勝へと導いた。