GTASA 合作 まとめWiki - ホットリングサーキット

HOTRING Circuit

HOTRING Circuit(ホットリングサーキット, HOTRING RACE ホットリングレースと呼ばれることも)は、アメリカ合衆国最大のモータースポーツ統括団体で有、同団体が統括するストックカーレースの総称。
本部はフロリダ州、バイスシティに置かれている。

概要

ホットリングサーキットは、かつては四輪市販車をベースに改造を施した車両(ストックカー)で行われ、現在は市販車に似せた純レーシングカーを使用するレースであり、主に北米大陸で行われる独自のレースカテゴリーである。

カテゴリーはプライド・ブリュー・ホットリングサーキットカップ・シリーズ(2003年まではレッドウッドカップ、2004-2007はエステルカップ、2008-2016はティンクルカップ)を頂点とするピラミッド構造となっている。
そしてプライド・ブリューカップの年式落ち車両を使用するインフィニティ・シリーズ、ピックアップトラックベースの来る案で争われるジャーニー・ワールド・トラック・シリーズの3カテゴリーは”三大シリーズ(Three Largest Series)”で北米のレース場を転戦し、全てのレースでテレビ中継が行われる。

ホットリングサーキットの歴史

ホットリングサーキットの誕生
ホットリングサーキットのルーツは20世紀前半、禁酒法時代に取り締まる警察車両から逃れる為、早い車を必要とした当時の”ならず者”に行きつく。
直接の発祥となったのはフロリダ州・バイスシティのバイス・ビーチにてお互いの腕とマシンを競いあう為、各地の実力者たちが集ってストックカー・レースである。
やがてやがて競技ルールの平定が求められるようになり、1947年に同地でホットリングサーキット委員会が発足。
翌年には早速公式レースが開催され、数日後には同協会の法人化への手続きも完了して、その後は同地域を中心に競技が行われ続けた。
車体の変化
1969年 - 1970年にかけて競技車両はストックボディ(市販車)からパイプフレームへと移った。
これによって軽量・高剛性になったことはもちろん、大きな安全性も得られた。1970年代初頭には煙草ブランドのレッドウッドがNASCARの冠スポンサーへ付き、シリーズも近代的な形へと改編が行われ、またレギュレーションの範囲内で車体も進化を重ね、よりパワフルなマシンが登場している。
バイス・ビーチからお茶の間へ
1980年代へ入ってもNASCARは "カントリー" なイメージを払拭できずにいたが、それでも惹かれたファン達はホットリングレースを観客席、あるいはリビングで固唾を呑み見守った。
その後1989年にはレッドウッド・カップ全戦のテレビ放送が開始。完全に興行の主体がテレビ放映へと移行する。それに伴って以後は都市部での視聴者拡大に対して運営側の強い意識が向けられた。
ドライバー達にも幾度目かの世代交代が起こり、"都会っ子" ドライバーは伝統的な開催地にて度々熱心な親子のファンからブーイングを浴びつつも、テレビカメラを通して視聴する者達の応援を期待しながら走行を続けた。
エンターテイメント性の追求
近年は同シリーズにとって目下のライバルであったオープンホイール競技団体の分裂もあり、最高峰シリーズの看板スポンサーが通信企業(ティンクル)、そして清涼飲料水メーカー(プライド・ブリュー)に変わった現代でもホットリングサーキットの人気は増加傾向である。
そして南部を沸かせた英雄の息子はメディアの発達もあり全米の子供達のアイドルとなって、さらには3世代のファンとドライバー達も登場した。
しかし今日では数千万人の視聴者を満足させ続けるレギュレーションが必要不可欠となり、2004年からはファンの納得できるチャンピオンの誕生と、シーズン後半の消化試合をなくす目的でチェイス(プレーオフ制度)が導入されている。

参戦メーカー


  • プライド・ブリュー・カップ
メーカー名車名国籍
ヴァピッドドミネーターGTXアメリカ
デクラスヴィゲーロSSアメリカ
カリンアステローペ日本
スカーレットフェイトイギリス
  • インフィニティ・シリーズ
メーカー名車名国籍
ヴァピッドペースメーカーアメリカ
デクラスフュージティヴSSアメリカ
ブラヴァドバッファローSアメリカ
カリンアステローペ日本
スカーレットフェイトイギリス
  • ジャーニー・ワールド・トラック・シリーズ
メーカー名車名国籍
ヴァピッドサンドキングアメリカ
デクラスウォルトンアメリカ
カリンサンダー日本