HVYコーポレーションは四輪駆動トラックの製造を目的として1917年に設立された。
最初の量産車は2トントラックの「モデル1」で1918年に7台が製造され、その後3.5トンクラスの「モデル2」、5トンクラスの「モデル6」が続いた。
1933年には初めてゴム製タイヤを装着した「モデル23」が登場した。
1953年にアメリカ沿岸警備隊向けに飛行場用の消防車を開発。また、1975年にはアメリカ陸軍から戦車運搬車の受注を取り付け、また、兵員輸送用トラックの受注も取り付けた。これが現在に至るまでのアメリカ陸軍・海兵隊との多数の契約スタートとなった。
そして1983年にはアメリカ政府の取り計らいもあり、UMCの軍事部門として独立した
マンモス社を買収し、傘下に収めた。
現在のHVY社は、工業用の車両を取り扱う”アクセス・イクイップメント部門”、軍用トラック、装甲車、軽装甲バンなどを扱う”ディフェンス部門”、レッカー車や消防車、救急車用のシャーシを取り扱う”ファイア&エマージェンシー部門”、民間向けのダンプ、ミキサー車などを扱う”コマーシャル部門”の4つの部署から成り立っている。
2011年には
アルター社の傘下に収められた。