1954年にアメリカビッグ3に対抗すべく、インディーズメーカーであった、ボックス・コーポレーションとエルメス・モーター・カー・カンパニーが合併して発足された。
1968年にはボックスが家電部門を売却し、1970年には
カニス=マンモス社を買収。
一貫してコンパクトカーを作っていたものの、70年代に入れば日本車の台頭が始まり、経営不振が続いた。1979年にはフランスのフレールに買収された。
その際に国防省の配慮により米国外資本(フレール)から軍用車部門を分離するため、軍用車両部門は
マンモスとして独立。
後に軍事部門は
HVY傘下、民生部門は
ブルートにブランドして再編されたのちにブランド廃止となっている。
1987年にはカニスに目を付けた
シャイスター社に買収され、消滅。カニスは現在でもシャイスターの基幹ブランドとして、世界中で販売されている。