こちらはGTASAでの合作企画に登場するキャラクター、及び企業などをまとめたWikiです。荒らし、規約違反がないようにご利用下さい。

BRUTE


アメリカビッグ3メーカーの1つ。世界的に有名なメーカーでもあり、自動車産業においては欠かせないネームである。
アメリカで最も大きい自動車メーカー。かつては77年近くも販売台数世界一の座を守り続けた。

BAWSAQ「無駄に大きく頑丈で、エコに背を向けた商業用途向けの車両を製造しているが、運転しているのは教育ママか、都心部で活動するヤクの売人ばかりである。」

解説

かつて、世界中の自動車の半分がアメリカ製。その半分がブルートと言われたかつての巨人。今や見る影もないどころか、そのやり方から非難を浴び、加えて2009年には経営破たん。世界的な不況のあおりをもろに喰らったメーカーの1つである。

創立、そして規模が大きくなるまで
1908年にミシガン州で創業。
元々はウィラード・モーターを育て上げた社長が持株会社で組織したのがブルートである。

1908年末、クラシックを買収し、翌年にはアルバニー、ポークラント(のちのインポンテ)などを買収し、ブルートの一部とした。その後もミシガン周辺のトラックメーカーなどを次々に買収するも、費用がかさみ、100万ドルの負債を抱えたことから、当時の社長は支配権を失う。
しかしながら、1911年のデクラスの創立に際し、支配権を失った社長は再び支配権を得ることとなる。

シンプルでベーシックな物しか作らなかったヴァピッドに対し、ブルートは最上段をアルバニーと定め、デクラスを最下段に位置付けて販売を行った。また、初期のヴァピッドが世界中でたった1種類のみを作っていたのに対し、ブルートは初期から様々な地域で多種多様な車両を供給したことでも知られる。

1931年にはオーストラリアの自動車メーカーシェバルを買収する。
1955年、戦後には年間10億ドル以上稼ぐ企業にまで成長した。

オイルショックと極端なダウンサイズ化
順風満帆に見えたブルートは1970年代のオイルショックの影響を受けて成長は伸び悩むこととなった。

また、イラク危機から引き起こされた2度目のオイルショックにより、アメリカの自動車メーカーは大打撃を受けることとなった。
ライバルであるヴァピッドは経営不振、シャイスターは経営破たんした中、比較的順調だったのがブルートだった。

1度目のオイルショックから段階的に全車種のボディサイズをダウンサイズ化していたのに加えて、当時市場をより拡大させていた日本メーカーに真っ向から勝負を仕掛けるなど、オイルショックにはブルートが関わっているのではと噂されるほど、上手く立ち回っていた。

当時の日本メーカーは日本車のような小型車をブルートが出すとなれば、「これで終わった」と思われていたものの、いざ蓋を開けて見れば初年度は北米カー・オブ・ザ・イヤーには選ばれたものの、すぐに品質と生産性の悪さが顕著に表れ、顧客が離れる事態となった。
また、高級車のアルバニーだろうと、最下段のデクラスだろうと、極端なダウンサイズ化を施したがために、非常に不評であり、ユーザーに戸惑いを与えた。

行き当たりばったりの計画
1982年、ブルートの主力となるべき次期中型ファミリーカープロジェクトがスタート。

当時のアメリカ市場では日本車がコンパクトカーの分野で急速に市場を拡大しており、ブルートは意地でもアメリカにとって得意分野である中型車は絶対に外す訳には行かないということで、徹底的に日本のメーカーの研究を始めた。

そしてブルートは7か所の専用工場で個々25万台を年間生産し、ロボットを導入して徹底的な自動化を進め、アメリカの21パーセントのシェアを占めるという壮大な計画を打ち出す。

しかしながら、莫大な投資をしたロボットが頻繁に故障。
その度に全行程をストップせざるを得なくなり、さらなる生産性の低下を招き、加えてエンジニアを常に待機させねばならず、人件費の削減のためのロボット導入が更なる人件費の発生をさせてしまう事になる。
そして徹底的な自動化は融通が利かなくなる事態となり、1つの生産ラインで単一車種しか生産が出来なくなってしまう。
その為、1980年代のブルートの車両はどれも似たり寄ったり、グリルとライト以外はほぼ同じと言っても過言ではない車ばかりであった。

結果として、当初の予定よりも大幅に遅れた販売となったほか、企画にあったモデルが立ち消え、当時人気を呼んでいた中型セダン、ヴァピッド・ペースメーカーには遠く及ばず、開発費推定70億ドルの結果は1台販売するたびに2000ドルの赤字が出る、「アメリカ産業史上最悪の失敗」と呼ばれる有様であった。

アメリカ経済の好況から、世界的不況、そして経営破たん
1990年代のアメリカの好景気はフルサイズSUVやピックアップの販売を増長させ、需要を生み出し、好業績を生み出すことに繋がった。
しかしながら、2000年代に入るとその光景期には陰りが見えてきたのに加えて消費者の嗜好は「コンパクトカー」や「エコカー」へとシフトして行った。
ブルートは消費者の嗜好とは逆に大型の、SUVやピックアップにばかり注力し、販売数が減少。
2008年の世界的な不況のあおりを受けて、2009年には経営破たんし、連邦倒産法第11章を申請することとなる。

現在
新生ブルートはアメリカ政府が61%、残りをUAW(アメリカ自動車労働組合)が株を保有する会社となった。

2013年には政府の保有するすべての株が売却され、国有企業ではなくなった。株式の20パーセントほどをアルターが保有している。

2014年「大規模リコール」と「リコール隠し」が発覚し、9億ドルの罰金を支払う事態となった。リコール台数はおおよそ2000万台にも及ぶとされる。


2019年、アルター社主導の元、装甲車「ベアー」を開発する。ただし、あくまでも販売はアルター社であり、ブルートはエンジンに関連した技術提供のみである。

ラインナップ

ブルート・ヨセミテ
デクラス・ウォルトンとは兄弟車であるピックアップトラック。1500/2500/3500が用意されており、それぞれにクルーキャブの設定がなされている。
ブルート・アンカー
純アメリカ製のフルサイズバン。設計が少しばかり古い事がネックとされているが、トラックシャーシ共々継続販売されている。
ブルート・ボックスヴィル
ステップバンで主に都市部の配送用として使われているアメリカンスタイルのバン。
ブルート・ファービューバス
市バス用の車体でアメリカ全土で広く採用されている。
ブルート・コーチ
観光バス、長距離バス用の車体で長距離バス「ダッシュハウンド」で長く使われていることから、長距離バス=コーチというイメージは根強い。
ブルート・ストッケード/エンフォーサー
現金輸送車などに使われる軽装甲トラック(バン)。
エンフォーサーは警察機関向けの名前だが、現在は警察機関向けは派生型の「ライオット」が採用されているため、実質的に生産終了。
ブルート・ポリスライオット
警察機関が使用している最新型の装甲バン。HVYが開発に携わっている。ストッケードの派生型。現在開発されている「ロックダウン」はこのライオットがベースである。
ブルート・ブリート
デクラスでも販売されているブリートのブルート仕様。
名前は同じだが、こちらは「バン」モデルは存在せず、あくまでもトラックシャーシである。救急車やミニバスなど幅広く採用されている。

過去の販売車両

ブルート・ポニー
アンカーの先祖に当たるフルサイズバン。

ブランド


ブルート最高級ブランドで、かつての自動車が「手作り要素」が多く、一台一台が微妙に異なるのが当たり前だった中で、「部品の標準化」を実現させ、同一モデル間の部品の互換性を保証することで高品質な車を生産していた。
「エンペラー」「バッカニア」などの人気モデルが存在したが、現在は「アート&テクノロジー」の元の車づくりを行っており、高級ブランドとしてのみでなく、ドイツ車対抗ブランドとして世界でも販売されている。
自動車にマーケティングとデザインを持ちこんだことで知られる、元祖アメリカメーカー的存在。
「ヴィゲーロ」はもとより、「プレミア」等のフルサイズセダンもおり、ブルートの大衆車ブランドとして長く君臨している。
かつては比較的大人しいデザインだったが、60年代に入ると若者向けを想定した車づくりにシフトし、後年に語り継がれる名車「フェニックス」「ルイナー」「デュークス」「ナイトシェード」などを世に送り出す。ブルートの経営破たんを受け、2010年にはブランド廃止。
ブルートの中でアルバニーの次に高級なブランドと位置付けられているブランド。
しかしながら昨今では特に目新しいモデルも技術もないため、他のブランドとの差は外観と装備程度。
デクラスから派生したスポーツブランドで「コケット」のみを製造しているブランド。
ブルートの豪州法人。デクラスとは兄弟関係に当たる。
電気自動車「サージ」やFRセダン「フュージティブ」を製造・販売。
元々はウィラードから派生したブランドでウィラードとデクラスの中間に位置付けられていたが、販売不振で数年足らずでブランドが廃止された。
アメリカ最古のブランドとして慣れ親しまれてきたブランド。ブルートの中級ブランドで同時に走る実験室とも呼ばれた。
70年代以降は目ぼしいモデルもなければ、ウィラードとのデザイン違いと言ったものとなり、低迷を続け、最後は差別化に苦しみ2004年に惜しまれつつもブランド廃止となった。
元々UMCがフレール傘下になる際、UMCの軍事部門を国内から流出させない様、分離、独立したメーカー。
後に軍事部門のマンモスはHVYに売却され、HVY傘下となった後、複数の条件付きで民生部門がブルートに渡った。

バインウッドのムービースターの意向と90年代SUVブームにあやかり、マンモス・ブルドッグを市販化した「パトリオット」を製造していた。
2010年、インポンテ同様ブランド廃止。中国の企業に売却される話もあったが、交渉が破談し、売却されることはなかった。

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