2006年9月、資産家としても知られていたデイン・ヴォーゲルが主導の元、不動産会社謙アパレル会社として設立される。
全米の様々な地域で物件を取扱い、一定の評価を得ていた物の、現在のようにメジャーな存在ではなかった。
同社を一気に大規模な会社にし、アメリカでもっとも有名とも言える規模にまで押し上げる出来事があったのは2010年のスティールポート南部の再開発である。
この辺りの土地の多くを所有していたアルター社は、市からの発注を受け、スティールポート南部の再開発を担当。それにより多額の資金を得ることに成功し、株価が上昇、アメリカトップクラスの株価となった。
多数の資金を得たアルター社は翌2011年、武器開発事業を執り行う他、トラックや重機などを製造する
HVY社を買収し、傘下に収める。
同年、アメリカ自動車メーカービッグ3のトップである
ブルート社と装甲車の共同開発を発表。アメリカ軍を中心に、警察組織向けの戦車砲を搭載した装甲車の開発に乗り出す。
また、翌年には自社製アサルトライフルとサブマシンガン、軽機関銃の開発を発表し、2012年11月にはアルターブランドとして軽機関銃「マーセナリーLMG」を、12月にはアサルトライフル「AR-50 XMAC/AR-50 W Grenade Launcher」を発売。少し遅れた年明けの2013年2月には民間向けの軽量型サブマシンガン「T3K Urban」を発売した。
2014年初頭にはブルートとの共同開発の末に生まれた装甲車”アルター・ブルート・ベアー装甲車”のプロトタイプを発表。
また、熱追尾式ロケットランチャー”アナイアレイターRPG”の開発に着手していることも発表された。
HVY買収後のアルター社はこれまでのアパレル事業、不動産業だけでなく、兵器・武器の開発・販売事業にも手広く対応していくこととなり、業績は鰻登りに上昇していった。
2016年にはアルター社初の支社ビルが
リバティーシティ?に建設される。これは副社長である風見幽香の意向によって、屋上に日本庭園が造られている。
しかしながら、2018年10月、CEOであるデイン・ヴォーゲルが暗殺される事件が起こり、アルター社は混乱に陥る。
犯人はすぐに逮捕されたものの、精神疾患があると認められ無罪放免で出所、そのまま精神病院送りにされる事態となってしまう。
副社長である風見幽香の尽力により、アルター社の混乱を収束させると株主・役員共々、彼女を次期CEOにする声が上がり、また初代CEOであるデイン・ヴォーゲルがかつて彼女を次期CEOに見据えていた事実もあり、2019年1月、初代CEOの意向にも沿う形で風見幽香がCEOへ就任した。