解説
「世界超一級レベルの運動性能と超一流の感性と官能を持ち合わせるスーパースポーツカー」として世に送り出すべく開発された、エンペラー初のスーパーカー。
莫大な開発費をかけたため、当時の販売価格で37万5000ドルにも関わらず1台作る度に赤字であったという。
しかしETR1の開発によって培われた現代FRスポーツカーのノウハウ及び、素材技術や思想はその後のエンペラー車に大きな影響を与えており、生産終了後の現在も公式HPではエンペラーの頂点に君臨するものとして紹介されている。
2010年12月15日から愛知県のカリン自動車元町工場「ETR1工房」にて生産が開始された。
ほぼ全てを職人によるハンドメイドにより1日1台のペースで、2012年12月14日までの25か月をかけて500台の生産が行われた。