ブルートが販売しているフルサイズバン。
設計自体は1996年から引き続いているが、古き良きフルサイズバンはアメリカにおいては好まれる傾向があり、現在でも一定の販売数を確保している。
ヴァピッドが欧州ヴァピッドOEM、
シャイスターグループは
スカーレット・リコシェOEMを
ブラヴァドブランドから販売しているが、いずれもフルサイズではないため、実質このバンがアメリカ製として、はたまたフルサイズバンとしての最後の生き残りである。
2016年にはパッセンジャーモデルが廃止され、2500カーゴ/3500カーゴのみの販売となり、1500に相当するモデルは
アニスのOEM車両となった。
今日においては欧州製や日本製のバンのシェアに追随を許す形になりつつあるが、それでもバン全体の販売台数の中では全体の3〜4割ほどを占めるほどの人気を誇っている。
現在のところ生産終了やモデル廃止の話は浮上していないものの、モデル廃止される可能性が高まっている車両の1つである。
兄弟車に
デクラス・ブリート?が存在する。こちらは3500と共通のプラットフォームを与えられており、ブルートブランドから販売されているトラックシャーシモデルは救急車にも採用されている。